10月1日より、諸費用総額表示が義務化されたことを、どれくらいの人はご存知なのだろう。丁度同じ日、インボイス制度も始まりそちら... | 有限会社くるまや

10月1日より、諸費用総額表示が義務化されたことを、どれくらいの人はご存知なのだろう。
丁度同じ日、インボイス制度も始まり
そちらの方が巷を賑わしていて
恐らくあまり知られていない事だろうと思っています。

今までは大抵の中古車屋さんに表示されている価格は、車両本体のみの価格でした。
諸費用と呼ばれる付帯費用は別
いったい幾らで買えるの？
そんな風に思っていた人も多かったのではないでしょうか。

そもそも、車両本体価格以外の諸費用って何？
何でそんなにかかるの？
と、驚かれた事ある人も沢山居た事でしょう。

中古車屋さんにも色々ありますので諸費用と呼ばれる内容も様々でした。（決まりはありませんでした）

そんな中、昨今の大手中古車販売屋さんなどの不祥事もあり
2020年辺りから販売価格表示の見直しが始まったそうです。

問題①
「不当な価格表示」
安価な車両本体価格に不適切な諸費用での販売。
問題②
「不適切な販売行為」
安価な車両本体価格でユーザーを集客し、商談時に様々な諸費用、オプションを強制
問題③
「不適切な諸費用」
不明な高額諸費用をを請求

改正後
車両本体価格➕諸費用
諸費用とは登録等手続き費用、車庫証明、諸税のみ
以上の総額をプラスボードに表示する

もちろん、お客様が別に希望する要望があれば、別途プラスされる訳ですが。

とてもわかり易く、安心して購入頂けるようになりました。

なかなか不透明な事が多い中古車業界
凄く良い取り組みだと思いますし
少しでも安心して、良質な中古車を買って頂ける様
全ての中古車屋さんが同じラインでスタート出来ます。

詳しい情報は、お付き合いのある車屋さんにお聞きになるか、自動車公正取引協議会のHPをご覧下さい。