【鳥取県立博物館】無料の特別展示『風紋 移りゆく風景』を観てきました
2025.05.29
こんにちは、ERRYです。
先日、FM鳥取のラジオで耳にした、
鳥取県立博物館(やまびこ館)で開催中の特別展示『風紋 移りゆく風景』に行って来ました!
なんと入場無料。
展示の題材は「鳥取砂丘」。
県外から観光客が訪れる名所として有名ですが、実は鳥取県民にとっては「身近すぎる存在」でもあります。
訪れてみると思っていた以上に心に響くものがあり、気づけば写真一枚一枚にじっくり見入ってしまった、博物館レポートをお届けします。
ドイツ人写真家ギュンター・ツォーン氏による、愛と敬意が込められた作品たち
今回展示されているのは、ドイツ出身の写真家ギュンター・ツォーン氏による作品。
神楽坂、東京の川、そして鳥取砂丘。
日本に移り住んで20年以上、日本各地の風景や文化を見つめ続けてきた彼が、特に心を奪われたのが鳥取砂丘だったそうです。
ツォーン氏は、砂丘を「観光地」ではなく、
「何万年もの時間をかけて風と砂が生み出した偉大な自然の造形美」と語ります。
作品に使われているのは、和紙の中でも特に格式高い「因州和紙」。鳥取の伝統文化への敬意も込めて、敢えてこの和紙に焼き付けることで、砂丘の風景により一層深みと味わいを与えています。和紙の種類によって風合いが違い、印刷の際は作家と相談しながら丁寧に刷るのだそう。
モノクロ写真で浮かび上がる、砂丘の「新たな顔」
展示されているのは、広大な砂丘の一瞬一瞬を、さまざまな視点から捉えたモノクロ作品の数々。
砂の模様、風に刻まれた砂紋、人の気配、空の表情。
普段、何気なく見ていた砂丘が、まるで別物のように美しく浮かび上がります。
県民こそ、改めて見てほしい展示
「観光地だから、外から来た人のためのもの」
「いつでも見られるから、また今度でいい」
そんなふうに思ってしまいがちな砂丘ですが、この展示を通して、
「いやいや、私たちこそ、もっとその価値を知るべきなんだ」と感じました。
私たちが当たり前のように見ているこの風景は、国内外問わず多くの人を魅了し続ける、奇跡の景色。
そして、未来に繋いでいくべき大切な財産なのだと。
特別展示『風紋 移りゆく風景』は、2025年6月1日(日)までの期間限定&入場無料。
これだけの作品を無料で観られるなんて贅沢な機会です。
鳥取砂丘を新たな視点で捉え直すきっかけとして、
ぜひ一度足を運んでみてください。
県外の方はもちろん、地元・鳥取県民にこそおすすめしたい展示です。
■施設情報
鳥取県立博物館(やまびこ館)
住所:〒680-0011 鳥取県鳥取市東町2丁目124
公式サイト:
https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/
※開館時間・休館日・展示内容については公式サイトをご確認ください